片手間の昼寝

眠い時に書くブログ

伊豆大島を自転車で一周したら趣味が消えかけた話

僕の数少ない趣味にサイクリングがある。

ロードバイクというタイヤの細い自転車に乗っている。

例年、夏休みには友人と共に遠出して長めの距離を数日かけて走っている。

何時間もひたすらペダルを漕ぎ続けるため、とにかく疲れるのだが、道中の風景や食事、なにより目的地まで走りきった時の達成感は何事にも変えがたい。

 

今年の夏は伊豆大島に行った。

伊豆大島は一周約50kmの島で、自転車で1日かけて走るには丁度良い。

 

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三原山という山が中心にそびえ立つその島の外周はとにかく坂道が多かった。

真夏の猛暑も辛く滝のように汗をかいて必死にペダルを漕ぎ続けていた。しかし坂を登りきったあとの下り坂は風を感じながらとても気持ちが良かった。

 

坂を下りきると、海が広がっていた。東京都とは思えないほどの綺麗な青さで夏を感じられた。

 

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数時間かけて、やっと一周することができた。

辛く苦しい道中だったが、やはり一周してみると達成感があった。

その日は宿へ一泊し、友人と共に軽く酒を飲み、喜びを分かち合った。

翌日は観光する予定であり、疲れもあって僕達は早々に眠りに着いた。

 

そして次の日、島を一周したことにより僕らの自転車に乗ることへのモチベーションが著しく低下していた。

加えてその日は37度を記録する猛暑。もう少しも自転車に乗りたく無かった。汗をかきたくなかった。

 

友人はこう言った。

 

「原付レンタルして観光しない?」

 

原付とは原動付自転車の略称である。

広義には自転車だ。サイクリングとしてはギリオッケーだろう。

 

しかし、サイクリングの楽しさとは道中の苦しみや辛さがあってからこそ。

原付ではそれは殆ど失われてしまうのではないか。

この旅の根底を揺るがすリスクを孕んでいるような気がしてならなかった。

 

加えて、僕は原付を運転したことはなかった。

恐る恐る乗ってみた。

 

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めちゃくちゃ楽しかった。

 

当たり前のことだが、アクセルを捻ると軽く30km程のスピードが出る。それが素晴らしかった。

 

汗をかかずにこれほどのスピードを出せる。めちゃくちゃすごい。原動ってすごい。 

 

夏の島風を体全体で感じながら、僕のわずかな健康的な趣味が音を立てて崩れていく気がした。

メガネとクリングス

メガネが壊れた。

 

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鼻の接する部分がポッキリいっていた。原因は不明だ。

 

ちなみに「鼻の接する部分」は「クリングス」というらしい。クリングス・・・、ピンと来ない。

 

片方のクリングスを失ったメガネは、見た目はそれほど違和感が無かった。

しかし、メガネの重さを片クリングスだけで支えなければならないため、やはり安定しない。そして鼻が痛かった。

 

このまま片クリングスだけではやっていけない。僕はメガネ屋へと向かった。

 

店員「これは・・・、根元から折れてしまっているので、フレーム交換かメーカーへ修理依頼出すしかないですね。

メーカー修理依頼するなら交換か新しい物を買ったが安いかと思います」

 

クリングスとはそんなに繊細な部品だったのか・・・。仕方ないのでフレーム交換することにした。

 

店員「あ・・・、こちらもモデルはもう置いて無いですね。

新しいフレームを選んでいただければ、同じ度数で作れますが・・・」

 

どう見ても店内には同じような形をしたメガネが大量に置いてあったが、微妙に違うのだろう。メガネ業界の流行り廃りも早いのだ。

 

それにしても折れたクリングスを接着剤的な何かでくっつければ済むと思っていたが、大事になってしまった。

 

しかしここまできたらもう引き返させない。何がなんでも両クリングス揃ったメガネを手に入れて帰りたかった。

 

僕は同じような形をしたフレームを選んだ。

ただ一点を除いて・・・。

 

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クリングス無しのタイプだ。

 

最初からこのタイプにしておけば良かった。

 

ちなみに僕はとてつもなく目が悪く、レンズがとても分厚い。

 

そのため、メガネをかけると目がすごく小さくなる。

 

なので僕はコンタクト派だ。